12. 妙成寺 : Myoujyo Ji

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妙成寺(みょうじょうじ)は、石川県羽咋市にある日蓮宗の寺院。山号は金栄山(きんえいざん)。日蓮の孫弟子に当たる日像が開祖。日蓮宗の北陸本山で、能登随一の大伽藍をもつ。本堂、五重塔、祖師堂、経堂など10が国の重要文化財に指定されている。塔頭が五寺ある(玉寿寺、善住寺、大鏡寺、円融寺、本覚寺)。

 寺伝によると、永仁2年(1294年)、日像は、師命により京都に妙法を布教するため佐渡から七尾へ渡る船中、石動山天平寺の座首満蔵法印(乗微)と法輪を交わした。満蔵法師は法華経に感銘を受け、石動山に日像を招き、全山衆徒の前で法華の教えを説いた。ところが、衆徒は日像の説法に罵言を吐き、暴徒化し二人を襲った。二人は急いで下山し、命からがら滝谷へと逃げ延びた。日像は鎌倉より携えていた槐の杖を地面に挿し、「この杖より根が生ずるなら、汝この地に法華の寺を建立すべし」と満蔵法印に言い残して京都に向かった。 まもなく杖より根が生え始めたので、満蔵法印は日乗と名を改め、叔父の滝谷領主柴原法光の助力を得、開山を日像、自らを第二祖として妙成寺を建立した。

 天正10年(1582年)、能登国の太守となった前田利家から寺領の寄進を受け、また、慶長8年(1603年)、利家の側室寿福院(三代藩主前田利常の母)の帰依を受け、その菩提寺になるなど加賀藩前田家から手厚い庇護を受け、隆盛を極めた。その後、七堂伽藍が完成し、寛永8年(1631年)には、加賀藩3カ国の日蓮宗の総録所(触頭)となった。


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