47. 円覚寺 : Engaku Ji

You are here Home  > >  47. 円覚寺 : Engaku Ji
Item image

円覚寺(えんがくじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院。山号を瑞鹿山(ずいろくさん)と称し、正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号する。臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位に列せられる。本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗、開山は無学祖元である。なお、寺名は「えんがくじ」と濁音で読むのが正式である。
鎌倉時代の弘安5年(1282年)に鎌倉幕府執権・北条時宗が元寇の戦没者追悼のため中国僧の無学祖元を招いて創建した。北条得宗の祈祷寺となるなど、鎌倉時代を通じて北条氏に保護された。
JR北鎌倉駅の駅前に円覚寺の総門がある。

鎌倉幕府8代執権・北条時宗は、弘安元年(1278年)から文永の役の戦没者の菩提を弔うためと、己の精神的支柱となった禅道を広めたいと願い円覚寺創建を始めた。弘安5年に落慶したがその間、文永の役に続いて弘安の役も起き、弘安の役での戦没者の慰霊も円覚寺の役目となった。当時鎌倉にいた中国出身の高僧蘭渓道隆(建長寺初代住職)は弘安元年7月に没してしまったため、時宗は代わりとなる高僧を捜していた。そして弘安2年(1279年)に来日した中国僧・無学祖元(仏光国師)を開山に招いた。鎌倉にはすでに時宗の父・北条時頼が創建した建長寺が存在していたが、官寺的性格の強い同寺に対し、円覚寺は北条氏の私寺という性格がより強かったといわれる。

創建当時は総門・三門(山門)・仏殿・法堂(はっとう)・方丈が一直線に並ぶ典型的な禅宗様伽藍配置であったが、現在、法堂は失われている。

史跡
・円覚寺境内:1967年(昭和42年)4月24日指定

史跡・名勝
・円覚寺庭園:1932年(昭和7年)7月23日指定 – 指定範囲は白鷺池付近と妙香池付近の2か所。

国宝
・梵鐘
・舎利殿
・梵鐘 – 仏殿東方の石段を上った小高い場所にある鐘楼に架かる。寺では「洪鐘」と書いて「おおがね」と読ませている。北条貞時の寄進によるもので、正安3年(1301年)、鋳物師物部国光の制作。高さ2.6メートルを超える大作である。

重要文化財
・被帽地蔵菩薩像(高麗)
・宝冠釈迦如来座像
・銅造阿弥陀如来及両脇侍立像 文永八年銘
・木造仏光国師坐像(開山堂安置)
その他 多数


Our address

Address:
神奈川県鎌倉市山ノ内409
GPS:
35.3377066, 139.547501
Telephone:
0467-22-0478
Web:
http://www.engakuji.or.jp/top.html

Leave a review

Price
Location
Staff
Services
Food

Close Comments