58. 亀山本徳寺 : Kameyama Hontoku Ji

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亀山本徳寺(かめやまほんとくじ)は、兵庫県姫路市亀山にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は「霊亀山」(れいきざん)。本尊は阿弥陀如来。「亀山御坊」・「亀山御堂」とも。

永正12年(1515年)、蓮如配下の空善が飾磨郡英賀の英賀城下に本堂(英賀御堂)を開山したのを始まりとする。その後、在地の勢力である播磨三木氏の庇護のもと発展したが、天正8年(1580年)の豊臣秀吉の三木通秋の守る英賀城攻めに先立ち、戦火を避けるために秀吉に寄進された亀山へ移された。現在の伽藍の一部は、英賀から伽藍等を解体し亀山へと移したものという。
慶長7年(1602年)に浄土真宗は東西に分裂。当寺は姫路城に入った池田輝政の政策の下で本願寺派に属した。池田氏に代わって本多氏が姫路城主になると、元和4年(1618年)に真宗大谷派が当寺から分立し姫路城下の船場へ移った(現在の姫路船場別院 本徳寺)。その後亀山は、播磨国における本願寺派の根本道場として発展することになる。江戸時代には西国総録所として傘下に380余の寺院を擁した。

明治時代以降は本願寺派の別格別院となり、戦後は同派由緒寺の扱いとなって現在に至る。
西本願寺との関係では、当山1世住職の実玄連枝と2世住職の実円連枝は、ともに本願寺第9世宗主実如上人の子である。
当山8世住職寂円連枝(諱は大谷昭尊)は、本願寺12世宗主良如上人10男である。
寂円連枝の2男は、顕証寺に入り、寂峰として顕証寺第11代住職に就任ののち、第16世宗主湛如上人の急逝に伴い、法如(大谷光闡)として本願寺第17世宗主を継いでいる。
当山13世住職の法依連枝(諱は大谷昭暁)は、法如上人の子である。
なお、最寄駅の山陽電鉄亀山駅は、昭和19年(1944年)まで亀山御坊駅と称した。


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