64. 黒石寺 : Kokuseki Ji

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黒石寺(こくせきじ)は、岩手県奥州市水沢区黒石町にある天台宗の寺院。山号は妙見山(みょうけんざん)。本尊は薬師如来坐像。
重要文化財で平安時代初期の在銘像である木造薬師如来坐像や、選択無形民俗文化財の黒石寺蘇民祭で知られる。

天平元年(729年)、東北地方初の寺院として行基が開いたとされる。東光山薬師寺と称していたが、延暦年間(782年〜806年)兵火により焼失。その後大同2年(807年)に坂上田村麻呂により再興され、嘉承2年(849年)円仁(慈覚大師)が中興して現在の寺号となったとされる。
もとは修験(山伏)の寺であり、胆沢城鎮守の式内社である石手堰神社の別当寺として、盛時には48の伽藍があったと伝えられ、一帯には多くの寺跡がある。

重要文化財(国指定)
・木造薬師如来坐像
桂材の一木造り。像高126㎝。像底と背部から内刳を施し、像内膝裏には貞観4年(862年)の年紀を含む墨書銘が記されている。これは、木彫の仏像の造像銘で年号を明記したものとしては、日本最古のものである。
・木造僧形坐像(伝・慈覚大師像)
本来の像名が不明のため、重要文化財指定名称は「僧形」坐像となっている。寺伝に慈覚大師像というが、地蔵菩薩像または僧形八幡神坐像として造られた可能性もある。
・木造四天王立像
本堂須弥壇の四隅に安置される四天王像。


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岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
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39.0842812, 141.20659839999996

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