79. 浄土寺 (広島) : Jodoji

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浄土寺(じょうどじ)は、広島県尾道市にある真言宗泉涌寺派大本山の寺院。山号は転法輪山(てんぽうりんざん)。院号は大乗院。本尊は十一面観音で、中国三十三観音霊場第九番札所である。

この寺の創建年代等については不詳であるが、聖徳太子が開いたとも伝えられる。この寺が文書等にあらわれるのは鎌倉時代中ごろからのことで、鎌倉時代後期に真言律宗系の僧定証によって中興された。その後1325年(正中2年)に焼失したが復興され、室町時代に入るとこの寺の五重塔が備後国の利生塔に指定された。古くは多くの末寺を有したが、江戸時代中期には数ヶ寺であったという。

国宝
・本堂(附:厨子、棟札2枚、境内図2枚) – 嘉暦2年(1327年)の建立。入母屋造本瓦葺き。和様を基調として大仏様、禅宗様の細部を取り入れた、中世折衷様仏堂建築の代表作。なお、1994年7月、境内地全域が「建造物と一体をなしてその価値を形成している土地その他の物件」(文化財保護法第2条参照)として本堂とともに国宝に指定されている。
・多宝塔 – 嘉暦3年(1328年)建立の和様の多宝塔。中国地方における古塔の一つとして、また鎌倉時代末期にさかのぼる建立年代の明らかな多宝塔として貴重。

重要文化財(国指定)
・山門 – 室町前期
・阿弥陀堂 – 貞和元年(1345年)
・納経塔 – 石造宝塔。弘安元年(1278年)の銘あり。
・宝篋印塔 – 貞和四年(1348年)の銘あり。
・宝篋印塔 – 南北朝時代
・「浄土寺」6棟(附中門・棟札・旧食堂厨子及び須弥壇)
・方丈 – 元禄3年(1690年)
・唐門 – 正徳2年(1712年)
・庫裏及び客殿 – 享保4年(1719年)
・宝庫 – 宝暦9年(1759年)
・裏門 – 江戸時代
・露滴庵 – 江戸時代


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