
人吉別院(ひとよしべついん)は、西本願寺派の熊本県人吉市のお寺。
相良藩によって一向宗(浄土真宗・真宗)の教えが禁じられていた人吉・球磨地方に、明治11(1879)年、一向宗解禁後初めて作られた浄土真宗の寺院。現在も人吉・球磨地域唯一の本願寺別院として、多くの人の信仰を集めており、一向宗殉教のエピソードも数多く伝えられています。
熊本県南部の人吉、球磨地方は、明治初頭までの360余年に亘り相良藩の政策により浄土真宗信仰が禁制されていました。その間の厳戒の中で、多くの念仏者が役人の目を避けつつお念仏を喜ぶ姿が「かくれ念仏」として現在に伝わっています。
アクセス:
鉄道
・JR肥薩線「人吉駅」より徒歩20分
車
・人吉インターより車で5分
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